2月17日(金)、第71回ICTサロンを開催しました。
年間計画にはない特別追加の今回は、内閣官房オープンデータ伝道師のひとり、
一般社団法人オープン&ビッグデータ活用・地方創生推進機構(VLED)
利活用・普及委員会副主査の村上 文洋様をお招きし、
「データ活用で変わる社会」をテーマにご講演いただきました。
データがオープン(二次利用可能)になったことで、魅力あるコンテンツの拡散力が増した事例、自治体財政逼迫から未来に投資できない現状と「おまかせ民主主義からの脱却」のためにオープンデータを活用した事例が紹介されました。
また、オープンガバメントとオープンデータをどのように理解すべきか、データ保有者とサービス提供者を分けることのメリットについてもお話いただきました。
また今回は、(一社)北海道オープンデータ推進協議会さんとの共同開催とし、サロンの後半は、同協議会理事の林 禎康さんのナビゲートで、
「北海道におけるオープンデータ活用基盤の構築」をテーマにディスカッションし、オープンデータを現状等の理解を深めました。
【参加のみなさまからの声】(一部ご紹介)
- 本市では官民連携によるビッグデータ・オープンデータの活用基盤となるプラットフォーム構築を目指していますが、そこに向けて色々なヒント、解答をいただけたと思います。特に前段となる行政データのオープン化については、新たな課題も見えたところです。ありがとうございました。
- オープンガバメントとオープンデータの説明がわかりやすかったです。スライドのグラフ(税収)に大変びっくりしました。自らできることは自ら行うという考え方の変革が必要ですね。
- オープンデータにブロックチェーンの技術の利用が理解できました。
- 印象に残ったのは、行政が「未来に投資することができない(財政的に)」。どこでも同じだと感じたが、本市も「金と人をかけない」ことを考えていたが、今回のような成功例等をもっと原課にみせるべきと感じた。情報担当が理解しているだけでは前に進まないので、原課がその気になれば「人」くらいは出せるようになるのではないかと思う。
- オープンデータの可能性の大きさを改めて認識しました。民間から住民サービスにつながる提案を積極的に実施すべきことを認識しました。自治体側でオープンデータ対応窓口を設置していただきたい。
最後は、 恒例のフォトセッション!