「北広島「Fビレッジ」視察会 ~最新映像演出とアグリテックと北広島市~」
(1)エスコンフィールドHOKKAIDO 施設見学
株式会社FSE 事業統括本部 総括部長 森野貴史 氏、パナソニックコネクト株式会社 メディアソリューション営業部推進課 シニアエキスパート 葛西啓祐 氏、阪本 伸太郎 氏による説明のもと、施設内を見学しました。総合演出システム「KAIROS(ケイロス)」や、大型ビジョン及び約600台のデジタルサイネージを制御するコントロールルームなど、最新の映像演出を可能にしているシステムについての説明を受けました。球場内の至るところに設置されているモニター映像の遅延解消が、当該システムによって実現できたことにより、球場内のどこにいても試合が楽しめる演出が可能になったとのお話がありました。
(2)KUBOTA AGRI FRONT 施設見学
北海道ボールパークFビレッジ内にあるKUBOTA AGRI FRONTを見学しました。「食と農業」の現状と課題について、施設職員による説明を受けたほか、施設内にある栽培場を見学し、最先端のアグリテックについて学びました。また、通常は子どもを対象に実施されている農業経営ゲーム「AGRI QUEST」を体験しましたが、農業においてどういった経営判断が求められ、それがどういった効果をもたらすのか、ゲームを通して体感できるものでありました。
(3)北広島市による講演「ボールパークを中心としたまちづくり」
北広島市 ボールパーク連携推進課 主任 葛西貴弥 氏による講演。北海道ボールパークFビレッジ開業に至るまでの経緯、そして今後のボールパーク構想に対する展望などについて説明がなされました。“まちづくり”の観点からは、北広島駅構内にFビレッジの案内広告を吊り下げたり、市内の街灯にファイターズ選手の旗を飾ったりするなどして、北広島市全体で盛り上げる雰囲気づくりを行っているとのことでした。
2023年3月の北海道ボールパークFビレッジ開業以降、当該施設のみならず北広島市全体として大きな盛り上がりが見られています。今後も、千歳線の新駅開設や北海道医療大学の移転など、北広島市を中心とした開発がますます進められるものと考えられ、北広島市から目が離せません!
参加された方々からのアンケート